わたしたちはストレスというとつらい出来事と思ってしまいがちですがよい出来事であってもそれが重 要な影響を及ぼすような場合にはストレスとなり得ます
たとえば・・
・新しい仕事が決まった
・結婚した
・子供が生まれた などなどがあります
下の表はアメリカの社会生理学者ホームズと内科医レイが20年に渡り5000人を超える人々に面接を行いその結果身体疾患の発症の原因となり得る重要な出来事を43項目抽出し、さらにそこから397人の男女に結婚生活の適応に要した負担の程度や時間を50点とした場合、それぞれの項目の出来事が何点のストレスに相当するかを評価してもらい表を作成したものになります
(※ホームズのストレス生活変化ストレス尺度)
アメリカと日本では習慣や特性、経済構造や時代背景も異なっているためそのまま現在の日本人に適用することは難しいですがこのストレス状況は誰にでも少なからず有害なストレスとなるものです
過去1年間をふり返ってみて自分が経験した出来事にチェックを入れてみてください
一番下に合計点数(生活変化単位値の合計)が表示されます
150点未満 ストレスに関しては問題点は何もありません
(※翌年に心理的問題が生じる可能性は30%)
150〜299点 ストレスが体に与える影響に注意しなければならないストレス度で要注意
(※翌年に心理的問題が生じる可能性は50%)
300点以上 極めて強いストレス度です。
心身症を誘発する恐れがあるので積極的に対処法を考えなければなりません
(※翌年に心理的問題が生じる可能性は80%以上)
※これはあくまでも目安です。
同じストレス体験でもストレスを感じる度合いは人によって異なります